Keith Haring: Art Is for Everybodyは、ロサンゼルスで初めて行われている美術館展です。
本書籍は、その展覧会カタログです。
《巡回展スケジュール》
2023年11月11日〜2024年3月17日
ミネアポリス ウォーカー・アート・センター：2024年4月27日〜9月8日
Haringは、鮮やかな色彩、エネルギッシュな線描、吠える犬や輝く赤ちゃんなどの象徴的なキャラクターで知られており、彼の作品はアートと日常の間の障壁を取り除き、人々に喜びを広めています。彼は地下鉄の落書きや、公共壁画から生まれた創造の精神と使命を根底においています。
この展覧会は、The BroadのキュレーターであるSarah Loyerによってキュレーションされ、展覧会の多くの資料は彼の個人の日記から得られています。
展覧会は合計10のギャラリーに分かれており、Haringが制作した様々な作品が展示されています。
その中には、ビデオ、彫刻、ドローイング、絵画、グラフィック作品や、地下鉄の落書きから公共壁画まで、アーティストの膨大なプロジェクトの表現も含まれています。
展覧会では、Haringの核軍縮やアパルトヘイト運動への参加を中心に、環境保護主義、資本主義、新技術の普及から宗教、セクシュアリティ、人種など、今日でも重要な複雑な問題に取り組んだ作品も展示され、最後のギャラリーでは、1980年代後半の重要な作品と共に、アーティストのHIV/AIDS危機への活動を示す額入りのポスターも展示されています。