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ウィリアム・S・バロウズ クィア

ウィリアム・S・バロウズ クィア

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1952年に書かれながら、長く封印されていたウィリアム・S・バロウズの初期作。
舞台は1950年代初頭のメキシコシティ。アメリカ人亡命者たちが集う酒場を渡り歩きながら、主人公ウィリアム・リーは若い男への執着に飲み込まれていきます。
抑制された語り口の中に、薬物依存や孤独、欲望のもつれが静かに渦巻き、徐々に崩れていく主人公リーの内面とともに、バロウズ特有のユーモアと不穏さが現れます。後の代表作『裸のランチ』へとつながる文体を随所に垣間見ることができる作品です。
自身を投影した人物を通して描かれる、静かで容赦ない自己解剖の記録。バロウズという作家の、もっとも赤裸々な側面を告白した一冊です。

ウィリアム・S・バロウズ(William S. Burroughs)
アメリカの作家であり、ビート・ジェネレーション文学運動を牽引した重要人物。ドラッグ文化や性的タブーを扱う過激な内容で知られ、その独創的なスタイルは後世に多大な影響を与えた。

【著】ウィリアム・バロウズ
【訳】山形浩生、柳下毅一郎
【発売日】2025/04/08
【出版社】河出書房
【体裁】文庫
【頁数】208ページ
【定価】本体1,000円+税
【言語】日本語
【ISBN】978-4-309-46813-6
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